エコーは肩の診療に向いています
2025年5月28日
整形外科領域で、エコー(超音波診断装置)が特に威力を発揮する分野が2つあると考えています。
それは、小児股関節診療と、肩関節診療。いずれも、目標とする関節が体の表面から近い、という特徴があります。
40歳以上で、急に肩が痛くなる事があります。
エコーは、肩のインナーマッスル(腱板)、石灰などを繰り返し診る事ができます。
しかも、被曝しないという利点もあります。
診断のみならず、そのまま超音波ガイド下注射で治療する事もできます。
ひのき整形外科では、2012年頃から肩の診療にエコーを取り入れています。X線、MRIと合わせて診療することで、診療の精度とスピード感がグッと上がると実感しています。